NHKスペシャルで4/11に放送された「幻の山 カカボラジ〜アジア最後の秘境を行く〜」を見ました。冒頭でカカボラジが映し出された途端に「おーっ」と声が出て、家族に「びっくりするやん」と非難されました(⌒-⌒; )
全貌が謎のままだったカカボラジ(5,881m)ですがNHKの取材クルーと登山隊のメンバーでカメラマンでもある平出和也さんの力でほぼ全容がわかりました。
尖鋒が連なる岩山に氷河が危なっかしく乗りかかっていて、見ているだけで危険な山とわかります。亜熱帯にあるだけに雪も柔らかく不安定とのこと。
初登頂のルートとなった故尾崎隆さんのルートもズタズタの懸垂氷河を乗り越えていかねばなりません。9月に挑戦し、2人が行方不明となったミャンマー隊は大きなルンゼ状のところにルートをとっていてさらに難しそうです。
倉岡裕之(53)、平出和也(35)、中島健郎(29)のパーティーが今回選んだのは、雪崩の危険を避けたルートです。偵察でゴジラの背状になった尾根に上がると「大平原」を見つけ、「ルートが繋がった」と喜び、いよいよアタック。
しかしアタックの3日目に「まさかの大ギャップ」があって進路を絶たれてしまいます。標高差にして210m。あと一歩のところでした。吹雪の中ヘッドランプをつけての下山でした。
残念ながら登頂はできませんでしたが、プタオからジャングルを歩いた240kmもあるアプローチも圧巻でした。最近はやっているドローンを使って(?)撮影された「黄金色に色づく山村の風景」や「濁流の上を竹とツルで作られた吊り橋を歩く」シーンなどは非常に印象深かったです。
またこれまで研究者が容易に立ち入れなかった地域だけに、蝶や蛾、植物などの生態も貴重な映像になったのではないでしょうか「秘境」らしいところが世界地図からなくなって久しいのですが、今回は久しぶりにテレビの力を教えていただきました。お腹いっぱいです!
【登山隊の行程】
9/12 ヤンゴン出発
10/12 BC(4,000m)到着
10/16 偵察によりゴジラの背の裏に「大平原」発見
10/21 アタック開始。C1(5,000m)を建設
10/22 尾根上に出てC2(5,400m)を建設
10/23 大ギャップに阻まれ登頂断念
【NHKスタッフ】
撮影:山村武史、海津悠紀
音声:中田裕章、山主文彦
ディレクター:廣瀬学
制作総括:増田秀樹
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