関西の雪山・霧氷バスで髙見山 強風で冷えた身体も温泉でほっこり 日帰りハイク


寒いので風のないところを目指す
寒いので風のないところを目指す

高見山は奈良県と三重県の県境にあって、標高は1,248m。台高山脈の北の端に位置し、関西百名山、日本三百名山にも選ばれています。端正な三角形の山容から「関西のマッターホルン」とも呼ばれています。わざわざマッターホルンと比べなくてもいいと思うのですが…

アプローチには奈良交通「霧氷バス」

奈良交通バスが毎年、臨時バス「霧氷バス」を運行していて、往路は高見山登山口(杉谷)まで、復路はたかすみ温泉(平野)から近鉄・榛原駅を結んでいます。2026年は2月1日から23日の毎日運行(木曜運休)で前日16時までの予約制。運賃は往復で2,600円です。(2025年12月確認)

以下の山行記は2018年1月の記録です。当時は霧氷バスに乗るのも予約は必要なく、のんびりしたものでした。この後コロナ禍が襲いますから、予約制もその頃からかなと想像します。

■台高・髙見山 2018/1/27
高見登山口・杉谷(9:00/11:30)髙見山(11:30/13:20)平野

高見登山口から大峠経由で頂上へ

三月下旬なみの暖かさですっかり雪が溶けてしまったのでがっかりしていたのですが、最強寒波のおかげで積雪を期待して髙見山へ。三峰山と同じく奈良交通の霧氷バスのお世話になりました。霧氷バスは何台も出発しているようです。帰りに確認したら少なくとも5台は待機していました。

霧氷バスで高見登山口(杉谷)へ
霧氷バスで高見登山口(杉谷)へ

民家の脇から出発です。杉木立ちの中のこの道は旧伊勢南街道という街道だったそうです。良く踏まれていてアイゼンが欲しくなりますが、面倒臭いのでそのまま行きます(^_^)ゞ
やがて林道が横切る小峠に到着しました。

林道が横切る「小峠」 大峠へは右へ
林道が横切る「小峠」 大峠へは右へ

平野の分岐からの道を登山者が降りてきています。私は林道を右へ進んでみます。ゲートの手前で又旧伊勢南街道に入ります。あまり歩かれていないのか、トレースははっきりしていません。大峠に大型の四輪駆動車がたくさん停まっているのを見下ろして急な道を登りました。

高見峠(大峠)から急登を登りきる
高見峠(大峠)から急登を登りきる

昨夜は雪だったようで木々も真っ白です。風が出てきたのでアウターを着込みます。

霧氷の中をどんどん登る
霧氷の中をどんどん登る
こんなに雪がある高見山は初めてかもしれない
こんなに雪がある高見山は初めてかもしれない
この年は雪が多かったんだな
この年は雪が多かったんだな

だんだん樹木が低くなってきたなあと思っていると、やがて頂上に着きました。

高見山頂上は強風に注意

高見山の頂上は人でいっぱいだった
高見山の頂上は人でいっぱいだった

頂上の高角神社を回り込んで驚いたのですが、頂上の西側はすごい風です。記念撮影もほどほどに引き上げます。下りは平野のたかすみ温泉を目指します。

寒いので風のないところを目指す
寒いので風のないところを目指す

展望台を兼ねた避難小屋の中は超満員でした。親子連れの方もいましたが、子供さんはなかなか辛いのではないでしょうか。防寒具は年を入れたほうが良いと思います。

避難小屋は超満員だった
避難小屋は超満員だった

エビのしっぽです。風の強さをわかっていただけると思います。

エビの尻尾が長く伸びている
エビの尻尾が長く伸びている
霧氷のトンネルだ
霧氷のトンネルだ

分岐で平野への道を取り、下りきると高見杉。

高見杉と避難小屋
高見杉と避難小屋

13時20分に「たかすみ温泉」に到着しました。

たかすみ温泉に下りてきた
たかすみ温泉に下りてきた

霧氷バスでもらった割引券で入湯料は400円でした(2018年時点)。ヒノキのお風呂っていいですね〜。温まりました。


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