関西の雪山・比良 武奈ヶ岳 雪の少ない年もある 坊村から雪山日帰り


武奈ヶ岳の頂上
武奈ヶ岳の頂上

雪のついた武奈ヶ岳にはよく登っています。雪が降ったと聞くと「とりあえず武奈でも行こか」と気軽に行けるのが魅力です。でもトレースがなくラッセルで苦しめられ途中撤退を強いられたときもあったりと、それがまた楽しいのです。

以下の山行記録は2020年1月に一人で坊村から御殿山、西南稜で武奈ヶ岳に登ったものです。一人であまり先行者もいないのにラッセルの記述がなく、雪の少ない年だったのがわかります。
記録を見直すと「深いところでスネくらいで、ずっとつぼ足で通した。普段の年より1mくらい積雪がない」1月の武奈ヶ岳でした。

以下の文章は一部リライトしていますが、基本的には当時の文章をそのまま記載しています。

■比良・武奈ヶ岳 2020/1/5
坊村(7:10/8:55)御殿山(9:05/9:50)武奈ヶ岳(10:00/11:35)坊村

坊村の雨が止み、御殿山に登りだした

あまり天気がよくないことはわかっていた。まだ暗い中を車を走らせていると、ラジオから「戦争を知らない子供たち」が流れた。僕らの時代はまだフォークソングが身近にあったけど、この曲にはあんまり馴染まなかった覚えがある。

そのうちに雨がポツポツと降ってきてワイパーが忙しくなってきた。坊村の駐車場に着いた時には割とまとまって降っていたので、車の中で朝食のサンドイッチを食べ野菜生活を飲む。他の人が出発するかどうか気になる。服を着替えていると空が白んできて、雨も止んでしまった。いっときのものかもしれないけれど出発しよう。

坊村から見上げたら上の方の木々が白かった
坊村から見上げたら上の方の木々が白かった

明王院から泥道の急登が始まった。辛抱辛抱。600mを超えてからだろうか、雪が出てきたのは。

急登を辛抱する
急登を辛抱する

そのうちに左からの風にあおられて地吹雪のように舞い上がる。

霧氷がきれいだ
霧氷がきれいだ

何度も後ろを振り返った。駐車場の人たちはまだのようだ。ゆっくりしているんだなあ。まあ、いいか。年末の稲村ヶ岳に続き、僕が一番乗りだ。

やっとの事で御殿山の山頂に到着。

御殿山に到着
御殿山に到着

西南稜を武奈ヶ岳へ

御殿山から見る武奈ヶ岳
御殿山から見る武奈ヶ岳

御殿山からは武奈ヶ岳と西南稜を一望できた。あんまり吹雪いているようだったら、御殿山ピストンも考えていたのだけど、これをみると行かずにはおれない。視界もよくて、天気も持ちそうだ。

ワサビ峠に降りると道標が立っている。例年は「ワサビ峠」の板だけが顔を出しているくらいだった記憶があるのだけど。1メートルくらいは少ないのではないかな。それでも吹き溜まりではスネくらいまで雪があるのでスパッツをつけた。

ワサビ峠 通年より雪が少ない
ワサビ峠 通年より雪が少ない

そこから斜面を登って、西南稜へ。ブッシュがまだ姿を出している。コヤマノ岳からの道と合流するとすぐで武奈ヶ岳の頂上に到着した。誰もいない。コヤマノ岳からも登頂者はいないようだ。僕が一番乗りだ。正月休み最後の日だからみんな家で大人しくしているのだろうか?

武奈ヶ岳の頂上
武奈ヶ岳の頂上

武奈ヶ岳からの眺め 今年の雪の少なさ

みなさん(2020年は)雪が少ないとお嘆きでしょうから、頂上から見た各方面をご紹介。雪の積もり具合の参考にしてください。下の写真はびわ湖バレイ方面です。意外と白く雪がついています。コースの拡張ももうすぐかも。

びわ湖バレイ方面(西南稜より)
びわ湖バレイ方面(西南稜より)

下の写真は琵琶湖方面。釈迦ヶ岳です。

釈迦ケ岳方面琵琶湖が見える
釈迦ケ岳方面琵琶湖が見える

下の写真は北の蛇谷ヶ峰方面。

蛇谷ヶ峰方面
蛇谷ヶ峰方面

下の写真は京都北山方面です。例によってどこの何山なのかさっぱりわからず。

京都北山方面
京都北山方面

頂上から降りていると、多くの人が登ってきました。次から次へと…。

みなさん「上は吹雪いていますか?」と聞くので「フードをしていれば大丈夫でした」と答えておきました。
雪道の下りは楽しいな。リズムを刻んで「ランララン、ララン♫」そんな気分。

霧氷がきれいだ
霧氷がきれいだ

最後の泥道でオーバーズボンが汚れたので、明王院のそばの川に流れる淀みで洗い流しました。水は手が切れそうな冷たさだったけど、これを家でやると、だいたい家の中に泥を持ち込んでしまって怒られるのだ。
というわけで、やっと雪が積もってきたようです。これから2ヶ月が関西の雪のシーズンです。テレマークも練習したいし、忙しくなりそうです。それでは本年もよろしくお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP