「東京起点沢登りルート100」(山と渓谷社)によると、高尾山周辺の沢は取り上げられていません。紹介されるような沢は、高尾山近くでは北の秋川渓谷まで行く必要があるようですね。
緊急事態宣言も解除されたので、友人を誘って「控えめ」に高尾山へ。今年は一度も沢登りをしなかったので、沢筋を歩くコースを選びました。高尾山塊・景信山の北側を流れる小下沢(こげさわ)です。未確認ですが「ウォーターウォーキング2」(白山書房)に取り上げられているとの情報あり。コロナ禍の2021年10月の山行記録です。
■高尾山周辺 堂所山と景信山の小下沢源流 2021/10/30
梅の里入口バス停(8:55/9:30)小下沢登山口(9:50/12:05)堂所山(12:55/13:50)景信山(14:15/15:30)日影バス停(16:35/17:15)高尾山口駅
小下沢キャンプ場跡から入渓

出合付近は工事中で立ち入れなかったので、しばらく登山道を進みますと、小下沢キャンプ場跡の小屋(日本山岳会の看板があった)に着きました。小屋の前で、沢シューズにヘルメット装着。万全の装備に身を固めました。
実はキャンプ場跡までの区間が沢の雰囲気が味わえる、そして「ウォーターウォーキング2」で紹介されている部分のようです。そんなことも知らずに、意気揚々と出発します。

小滝を超えていくと3段の滝と出合う
沢は所々で滝をかけ、景信山へ突き上げる沢が三段の滝で出合っていました。


源流はボサッとしていて収穫なし
実際のところは、すぐ横にある林道を歩くことも多く、あまり収穫がないまま源流部まで沢を詰め上がります。



藪漕ぎなしで堂所山、景信山へ
薮が出てこなかったのが唯一の救い。堂所山から景信山へ歩を進め、小仏峠のバス停方面へ。


お茶をゆっくり飲んだり、高尾駅にある温泉に入ったり楽しみました。コロナで単独行の楽しみを知った私ですが、人と一緒に登るのもやっぱり面白いと再認識した次第です。
最初の方で言及しましたが、小下沢は最初からキャンプ場跡までが「よい部分」だそうです。工事中で入れなかったのが残念です。でもまあコロナ禍で沢歩きできたのは気晴らしになりました。
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