
積雪期、琵琶湖から鈴鹿の山を見ていると、雨乞岳など鈴鹿山脈の前衛に白い山をみることができます。それが綿向山です。標高は1,110mで、雨乞岳と稜線が繋がっています。
ふもとの日野町は養蚕(ようさん)が盛んで「わたつむぎ」が綿向に訛ったと言われているそうです。ブナの原生林やワタムキアザミなど貴重な植物や、時にはニホンカモシカにも遭遇することがあるそうです。
雪の季節は特に山行リポートが登山アプリにたくさん投稿されていて、雪山初心者にもオススメできる山です。ここでは2021年1月表参道コースでの山行をご紹介します。
(注意)2024年6月から2026年年末まで、表参道コース、水無山北尾根コースは工事のため通行止めとなっていて利用できません。
■鈴鹿・綿向山 2021/1/3 実歩行タイム
御幸橋駐車場(7:00/8:05)五合目小屋(8:10/8:50)綿向山(9:00/10:15)駐車場
マイカーでアプローチ よく踏まれた雪道を登る
2020-2021の年末年始は寒波が来たので、雪が各地で積もりました。多すぎるのも問題ですが、やっぱり雪は踏みしめたい…。人は多そうだけど、今まで行ったことがなくお手軽に登れそうな綿向山に行ってみることにしました。
7時前に到着すると、一番下の第3駐車場は数カ所空いていました。(帰り際に確認すると第1、第2、第3とも駐車場真ん中のスペースにも車があった)早速支度をして出発します。


道は踏み固められて硬く凍っています。4本爪とか簡易なアイゼンが欲しいな、と思いました。私は12本爪アイゼンしか持ってなくて「ちょっと大げさかな」と躊躇したのです。でも今日は12本爪の人が沢山いました。この山はチェーンより爪のアイゼンを使用している人の方が多いような気がします。やっぱりアイゼンを履いていると楽そうです。
小屋があって、すごく地元の人に愛されている

登山口にも、途中にも東屋があったり、この山は地元の人に愛されていますね。すごく整備が行き届いていると思います。


あざみ小屋の壁に「11月10日は綿向山の日です」とのプレートがありました。日野町は綿向山を町の象徴とし、1,110mの標高にちなんで「11月10日を綿向山の日と定めているそうです。

見下ろすと田んぼは真っ白に雪化粧していますね。琵琶湖の眺めはいつどこから見ても大好きです。琵琶湖を見ながら生活するのも羨ましいなあと思います。

やがて七合目まで来ました。ここから広葉樹、ブナの森になります。

霧氷のトンネルを抜け、鈴鹿の稜線が近い眺望がいい
途中から冬用のルートとなり、尾根の上を進みます。霧氷がきれいです。青空バックだともっときれいでしょうね。

そうこうしているうちに遠くから人の声が複数聞こえ、山頂のケルンが見えました。山頂は微風ですが、気温がグッと下がったような気がします。

山頂に立って一番に目に飛び込むのがガスの中の雨乞岳とその右にボコッとした山容を見せる鎌ヶ岳。山座同定図があるのですが、北アルプスなども見えることがあるようです。へ〜。


テルモスのお湯でインスタントコーヒーを作ります。まだお湯は暖かく一息つくことができました。下山は「超特急」で帰りましたが、登ってくる人のなんと多いこと。若い人からお年寄りのグループまで年齢層はバラバラです。早いうちに登っておいて良かった。

いい山ですね。手軽に雪山が楽しめる。男女ペアのパーティも数多くいて、「デート雪山ハイク」にはぴったりのような気がします。時間があったら竜王山まで足を伸ばしてもいい。
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