角幡唯介さんの本は「空白の5マイル」「雪男は向こうからやってきた」を読んでいて、「アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」は3冊目です。
「アグルーカ」はフランクリン隊の足跡をソリを曳いてたどるものです。乱氷帯を乗り越える所までは、なかなか読み進まなかったのですが、麝香牛(じゃこううし)を撃ち殺して食べる所ぐらいから一気に読むことができました。
殺すことと生きることの背中合わせの関係がギリギリと胃に迫ってきます。食べることの描写が、リアルで、鳥の卵を食べる所もなかなか印象的でした。
フランクリンはどうしてわざわざ北極の探検に再び名乗りをあげたのか?前回に北極を探検した際には、フランクリンは靴を食べて空腹をこらえたとのこと。辛い思い出しかないはずなのに…。
きっと生きるかどうかの体験が、街では味わえない強烈な印象を残しているのでしょう。わかるわかる。登山でも一緒だと思います。
しかし角幡さんがこの先どこへ何を求めるのか非常に気になりますね。角幡さんがロシアを自転車で旅をするBSの番組を見たのですが、TVとかも出て行くのですかね?小説なんかもいいかもしれませんね。楽しみにしています。
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