「さよなら、野口健」愛憎半ばする、気になる「あの人」


さよなら、野口健
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野口健氏は幼い時から両親の離婚で寂しい思いをしたり、幼稚園でいじめにあい、中高では落ちこぼれとして社会に溶け込めない人生を送っています。そうした中、登山に出会い人生を打開することができました。たとえ登山家としては認められていなくても、その実行力、着眼点や周りの人を巻き込んで行く力は誰もが認めているのです。

七大陸最高峰最年少というタイトルは野口氏が使い出しました。「最年少」に目をつけたのが初めてだったのです。そのあとに清掃登山に目をつけたのもすごい。ネパールではエベレストの清掃登山にも入山料が必要です。当然ながら入山料を払いながら登頂を目指さない人はそれまでいなかったそうです。「尋常じゃない人」です。だからスポンサーも時には政治家も野口氏の放つオーラに魅了されました。

著者は活動初期から野口氏の活動を支えて来た人です。時には精神的にも苦しみ、何度も袂を別れようとしますが、野口氏から離れられない。
この本は、野口健とは何者なのかの一端を教えてくれるとともに、離れたくても離れられなかった数十年を振り返り、本にすることでようやく決別することができた著者の辛苦の年月が描かれています。野口健とはなんと恐ろしい人なんでしょう(笑)

野口健氏は私にとってもつかみどころのない人です。ノーマルルートでエベレストに登るのは、七大陸最年少のタイトルありきだと、反感を覚えたこともありました。清掃登山に乗り出したときは、将来政治家にでもなるのかなと思っていました。(実際そうだったようです)

この本を読んでも、野口氏のことがわかったとは思えません。でも野口氏を映像やニュースで見たら、「何かまた思いついたのかな〜」「周りの人は大変だろうな」なんて、楽しむことができそうな気がします。

とても読みやすい本でした。野口健が気になる人、おすすめします。


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