軽量ハーネス「ロックエンパイアー・スーパーライト」沢登りに良いと思う


軽量ハーネス ロックエンパイアー スーパーライト
軽量ハーネス ロックエンパイアー スーパーライト(鐶付カラビナと確保器は別売り)

 初めて買ったハーネスは「トロール」のシットハーネスでした。当時はハーネスとは言わず「ゼルプスト」と呼んでいました。80年台半ばのことです。90年代になるとクッションパッドがついて、墜落時に逆さになっても大丈夫とされたフリークライミングのハーネスが主流となり、「ゼルプスト」は前世紀のものとされました(と、思う)。

フリークライミングのハーネスで沢登りや冬山登山もしていたのですが、いちいちループに足を通さないといけないし、かさばるしで、常々「「ゼルプスト」の方が扱いやすいのにな」と思っていました。そうしたところ友人が、いわゆる「ゼルプストタイプ」のモンベルの軽量ハーネスを使っているのを見ました。これに刺激を受けてハーネスをほぼ20年ぶりに新規購入したというわけです。

さて私が購入したのはマジックマウンテン社が日本代理店をしているロックエンパイアー社のスーパーライトです。ダイニーマを使用していてカタログによると146gなんです。梅田のロッジで買いました。アルペンライトとスーパーライトの2種類あったのですが、サイズがあったのがスーパーライトでしたのでそちらを購入。税込9900円でした。


 取扱説明書によると「この製品は登山・スキー等の補助用に開発されたハーネスです。CEの認証済みですがリードクライミング、ピッチ回数の多い懸垂下降等には適しません。特に空中懸垂でのご使用は非常に危険を伴うことをご理解ください」「使用・未使用に関わらず繊維劣化等による寿命は5年、適正通常使用(月に2〜3回使用)で3年程度」と使用上の注意を掲載しています。

ロックエンパイアー  スーパーライト
ロックエンパイアー スーパーライト 大きさもコンパクトだ

 先日宮城県の二口山塊・大行沢で使用したのですが、とにかく軽量です。それで普通に滝登りのリードもセカンドも懸垂下降も普通にできました。逆さまに墜落するような滝登りさえしなければ(することはないと言い切れる)充分かなと思いました。


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