
天王山といえば「天下分け目の」で有名ですよね。明智光秀と羽柴(豊臣)秀吉が一騎打ちをした決戦の場です。天王山でミツマタが見頃を迎えていると聞き、行ってまいりました。ミツマタを見るだけなら車幅ほどある林道で見れるので、初心者でも気軽に行けます。今回はサントリー山、小倉山まで足を伸ばしましたが、適度なハイキングでおすすめです。
■天王山〜サントリー山〜小倉山
JR山崎駅(9:10/10:10)天王山(10:30/10:40)サントリー山(10:40/10:55)小倉山(11:05/11:50)阪急・西山天王山
1.JR山崎駅から天王山へ
JR東海道線の山崎駅に下り立ちます。いつもサントリーの大きな看板を車窓から目にしていましたが、下車するのは初めてです。

線路沿いを京都方面に歩き大きな踏切を渡ります。撮り鉄の方がいましたが、たしかにこんなに何本も線路が並走しているところはあまり覚えがありません。踏切を渡るとそこが登山口です。

すごい傾斜の坂道を上がります。住民の方は往き来に大変ですが、どのお家もみどりがいっぱいで、この土地で生活することへの愛着が伝わってきます。やがて宝積寺に到着。

宝積寺から左手の道に入ると竹林となりました。朝日が差し込み、透き通るような緑が美しい。

竹林から林道に出合うところに桜が咲いています。桜越しに淀川が垣間見えます。

そのまま林道を歩いていると、出てきました。ミツマタです。
2.ミツマタロード始まる!


林道沿いに並んで植わっていて、これは昔からあるものなんでしょうか?
林道から右手の細い道沿いにもミツマタがありました。この道スマホアプリでは出ていませんが、多くの人が利用する小道です。

いったん元の道に戻り(あまり標識がなくてGPS頼り)、またミツマタの道に入ります。

思ったより黄色い飴玉みたいなのは少なくて、下の写真のような白くなっているものが多かった。これは終わりかけということか。

森の中をぐるぐると歩いていると、もうどこを歩いているのかわかりませんが、とにかくGPSに導かれて分岐に到着。まっすぐが頂上への直登ルート。左に伸びる道からも行くことができます。(←後で頂上からこの道で分岐に戻った)

3.天王山からサントリー山、小倉山へ
頂上は山城があったくらいなので、大きな広場になっています。大きな陶板で歴史解説がなされています。一段下がると井戸の跡がありました。多分雨水を貯めていたと考えられているとのこと。30年ほど前までは5mほどの穴が開いていたそうです。

光秀と秀吉の山崎の合戦は天王山の東側の湿地でなされたそうです。この戦いで天下人が決まったのですから、歴史を変えた舞台そのものだということですよね。すごい…しばし戦乱の世に想いを馳せてみます。

頂上でゆっくりしたら、先程の分岐まで戻って、さらに最後にミツマタをみた辺りまで戻り、小倉神社を目指します。うまく説明できていないですよね。すみません。
ほとんど高低差のない快適な尾根道となりました。山を右に巻きだして、サントリー山を通過していないことに気づきました。ここ見過ごしてしまいますので注意です。少し戻って小さい標識を見つけ、すぐにサントリー山に到着です。数人の方がお昼してました。
サントリーの蒸留酒工場があるぐらいだから、地元の人は美味しい水が飲めるんだろうなと思っていましたが、大山崎町は琵琶湖の水でしかも全国でも水道代が高いところだと地元の人に聞きました。美味しい水はサントリーが使っているのかな?

サントリー山から降りたところに、椿がきれいに咲いていました。山で赤い花って実は少ないですよね。情熱的です。

十方山への矢印に促されて小倉山に。こちらではベンチが作られていました。地元の人が整備しているそうです。

柳谷別れ三叉路で小倉神社を目指します。

気持ちの良い尾根道から谷間に。やがて赤い橋が見えて、久保川沿いの道に。

すぐに小倉神社に到着します。秀吉が戦前に必勝祈願したとされる神社です。想像したよりひっそりしています。

小倉神社の参道から住宅街に入り、阪急電鉄の西山天王山(にしやまてんのうざん)駅に着きました。2013年に開業した新しい駅で、高速バスの乗り場と直結しているのです。この辺の阪急沿線の人は便利だなと思いました。

ミツマタはちょっと肉厚さがあって可憐な花ではありませんが、花の少ない早春にみると嬉しくなりますね。今回はややピークの時期がすぎたようでしたが、楽しかったです。戦国時代の歴史の再確認にもなって、ちょっとかしこくなった気分です。
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