
群馬県の武尊山(ほたかさん)は標高2,158m。日本百名山に数えられている人気のある山です。しかし関西人の私にはこれまで縁がなく、「関東の方に『ほだか(穂高)』と読む紛らわしい山があるようだ」くらいの認識でした。全くもって無知もいいところです(はずかしい)。しかし武尊の読み方について深田久弥氏も次のように述べています。
武尊をホタカと読める人は、山好き以外にはあまりいないだろう。山名は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)からきたと言われている。(深田久弥:日本百名山より)
それはさておき、武尊山は公共交通で登るには、なかなか難しいようです。無積雪期の記録を見ていると大抵がマイカーによるアプローチとなっています。
しかし積雪期になると川場スキー場のリフトが利用できて、アプローチの問題を一気に解決してくれます。だからスキー場が開いているうちに登っておきたかった。これは東京在住時の2022年3月の山行です。
■上州・武尊山 2022/3/27
川場スキー場トップ(10:25/11:55)武尊山(12:05/13:20)川場スキー場トップ
JRのスキーツアーに申し込み、新幹線とシャトルバスで川場スキー場へ

木曜の晩に「多分日曜日は天候が回復するだろう」と楽観的な予想をして切符を手配。新幹線とシャトルバスでスキー場に着いて、登山届と「ココヘリ」を申し込みます。
さらにリフト2本乗り継いで、リフト終点でアイゼンを履いて出発!なんだかんだで到着から1時間がすぎました。

剣ヶ峰から下る短い岩場が核心
リフトの目の前の小尾根に上がります。

まもなくで「えっ?これが剣ヶ峰?」という感じのこじんまりしたピークの剣ヶ峰。よく見る写真の剣ヶ峰と全然違う(笑)


雪壁を登り終えると、一応ナイフリッジ(とも言ってもよいと思います)の気持ちの良い稜線を行きます。

ここの下りがちょっとした岩場で唯一の核心部。注意すれば問題ありません。

一段下まで下りて、見上げた剣ヶ峰の下り部分です。

武尊山の頂上へずんずん登る
ずっとガスっていましたが、雲の切間に武尊山が見えました。風はきついままです。まだだいぶ遠いなあと思っていましたが、意外とずんずん進む事ができます。

剣ヶ峰も下に見下ろすようになってきました。ガスも晴れてとってもかっこいい。


武尊山もはっきりと見えてきました。

雪壁を登って尾根状に出ると武尊山に到着。



下山時にも展望を楽しめる
しかし風がきつい。早々に降り出すと、あとからどんどん登ってくる。外国人の20人ぐらいのパーティもいる。

下山途中、谷川岳がはっきりと見えた。2週間前に行ったばかりだ。あの山は午前の方が天気が悪いのだろうか?午後になってだんだん晴れてきたように思う。

谷川岳の対岸には白毛門も見えていますね。
こっちから見るとホント剣ヶ峰はスケールが大きく見えますね。

ガスが晴れてきましたので、私でもわかる山がありました。日光白根山です。こちらは2021年11月に登りました。

他にも浅間山、皇海山、燧ケ岳、至仏山などが見えました。

さてリフトトップまで戻ってきました。スキー板はありませんので、リフトの下りに乗り込みます。

貸与されたココヘリをなくし、弁償する
下山届を出す際に「ココヘリ」をなくしたのに気づきました。ガーン。規定により4000円支払います。受け取った時に「とりあえず」ポケットに入れたのが悪かった。多分スマホを出し入れした時に、落としたんだ。こういう場当たり的なところが、いくつになっても直らない。当初は時間が余ったらゲレンデでレンタルスキーでもしようかと思っていたのですが、想定外の出費に気分が萎えて、ビールを飲んで16時のバスで帰りました。
この山は無積雪期はアプローチが大変そうなので、積雪期(つまりスキー場がオープンしているうちに)に行けて、良かったです。帰りの剣ヶ峰が印象的すぎて、武尊山自身はやや薄い印象ですけどね。
コメントを残す